心理カウンセラー前田めぐみ

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25の禁止令決断を緩めて幸せになる方法②

ブログ

心の悩み

心理カウンセリング

2016.04.27

性格を変えて、
あなたらしい幸せな生き方を手に入れる心理カウンセリング

横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみです。

 

私たち人は主に幼い頃、
両親や周りの大人たちの、様々な関わり方や環境の影響を受けて、
愛される為にはどのようにしたらいいのか、
無意識的にも、意識的にもたくさんの方法を取り入れながら育ってきています。

 

では、
取り入れとはどんな事を言うのかと言うと、
例えば、
お母さんが不機嫌そうにしている時は、
おとなしくしていよう(おりこうさんにしていよう)という取り入れ、
これを心理では、そう決めているので“決断”と呼んでいます。

 

元々持っている気質的なものや、遺伝的なものによって、
その取り入れ方法は人によって様々です。

 

親が、兄弟全員に同じことを言ったとしても、
兄弟の性格がそれぞれ違うのは、
ひとりひとりその取り入れ方“決断”が違うことで、
性格が違うわけです。

 

つまり、
今現在の性格というのは、
今までに取り入れた無数の“決断”が集まったもの(集合体)が、
あなたの性格となっている。
というわけです。

 

幼い頃は生きていく上で、
その際、最善の“決断”をしています。
でも、大人になった今、
その“決断”があることで辛い気持ちになったり、
苦しくなったりと不都合な影響が出ているとしたら、
その“決断”を変えていく、もしくは緩めていくことで、
現在の辛さや苦しさは、しだいに解放されていくことでしょう。

 

上記の例で言えば、
おとなしくしていよう(おりこうさんにしていよう)と「いい子」を決断したため、
大人になった今でも、いい人(人に合わせてしまい疲れるなど)
そういった不都合なものとして、影響が出ているとしたら、
その「いい子」の決断を変えていけば、人に合わせすぎて疲れてしまう。
という辛さから解放されていけるというわけです。

 

そんな“決断”のテーマが現在、25の禁止令として、

5つのカテゴリーに分類されています。

 

禁止令という言い方になっているのは、
禁止したメッセージを与えたという意味で、禁止令と呼ばれています。

 

そこで今日から、
あなたの人生にネガティブな影響を与える、
「25の禁止令について」
をひとつずつお伝えしていこうと思います。

 

ここで、
あなたが当てはまる禁止令決断があったとしても、
ショックを受けなくて大丈夫です。
むしろ、禁止令決断をなにも持っていない人はいません。

 

重要なのは、
その禁止令決断をそのまま持ち続けるか、
それとも、楽な生き方が出来るよう決断し直すのかは、
あなた自身が自由に選択出来るということです。

 

これからここでお伝えしていく禁止令は、
今後のあなたの人生を
より幸せなものにしていく為の指標にして頂けたら幸いです。

 

まずは「生存」に関するカテゴリーから。

「生存に関する禁止令」

「重要であるな」

この禁止令は、
“私は重要な存在ではない”
“出来ていない自分は価値がない”

という決断です。

 

例えば、
・自信がない(本番で力が発揮できない)
・何かが出来ていないとダメな人間と思う
・人前で話す時とても緊張する
・失敗を過剰に気にする
・劣等感が強い
・過度なプライドを持っている
・自慢話が多い
・自尊感情が低い
・自分を他人と比較して、過剰に勝ち負けにこだわる
・人からの批判や評価に敏感(絶望的、落ち込む、または攻撃する)
・「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない
・リーダーなど責任ある立場を任されると緊張して、本来の力を発揮できない
・自分が重要な人間であることを示そうとする

 

これらを決断したきっかけとなる言動や背景は、

・何かが出来ていないと「お前はダメだ」「価値がない」と言われてきた
・無条件に愛情をもらえていなかった
・自分の話を否定された
・他人やほかの兄弟を誉め、比べられてきた
・親に自分の話を聞いてもらえない
・おまえは重要な存在ではない。という言動や態度を受けた

 

まとめ

この決断から、建設的な人生へ再決断するには、

それは、
何かが出来る出来ないに関係することなく、
『私は重要であり、価値がある』
という真実を心の底から認識していくことがとても重要になります。

頭でそう思うようにしようと頑張っても、
なかなか難しいと思います。

 

そんな時、
カウンセラーがいます。
いつでもお気軽にご相談ください。

 

«注»ここに書いた事例のすべてが、
この禁止令の存在を断定するものではありません。
あくまでも、可能性を示す代表的なものとして表記しています。

 
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