心理カウンセラー前田めぐみ

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対人恐怖症を解決したいあなたへ

インナーチェンジングセラピー

ブログ

対人恐怖症

心の悩み

2018.03.30

【内面から性格が変わるカウンセリング】
“性格を変えて、あなたらしい幸せな人生を目指していきませんか?”

横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみです。

 

対人恐怖症の主な症状について

 

対人恐怖症というと、
「人が怖い」というイメージがありますが、

 

対人恐怖症の主な訴えは、
・見られている気がする(視線恐怖症)
・自分の視線が気になる(自己視線恐怖症)
・赤面してしまう(赤面恐怖症)
・自分の体臭が気になる(自己臭恐怖症)
・周囲の人が自分を嫌がっている
・人が自分に良い感情を抱いていない
・人前に出るのが恥ずかしい
・人前で食事ができない
・人前で話ができない    など

 

自分が人にどう思われているか?
人に嫌な思いをさせてはいないか?
人から嫌がられていないか?

 

という思いがとても強く、
自分がどう思われているかが怖くなっているんですね。

 

なので、
人に合わせられてるうちは大丈夫だけれど、
うまく人に合わせられなくなると、
人から嫌がられてるのではないかと思い怖くなるわけです。

 

対人恐怖症になる2つのタイプ

 

対人恐怖症になる背景には、
2つのタイプがあります。

 

1つめはトラウマ体験後に発症。
虐待、強烈ないじめや、ストーカー被害、脅迫された体験など。

 

それらの屈辱的な体験がきっかけとなる場合です。

 

この場合は、
きっかけがハッキリしているので、
カウンセリングでも分かりやすいのですが、

 

もう一つのタイプは、
上記のような心的外傷体験がなく発症している場合です。

 

それは、
たいしたきっかけがなく、
人に合わせている意識が全く無い場合です。

 

人に合わせることが普通のことで、
合わせることが苦痛とも思っていない。という感じです。

 

多くの場合、
幼い頃から親に合わせることは
ごくごく当たり前で育ってきているため、
まずは自らで、合わせていたことに気づくことがとても大事になります。

 

ですが、
難しいのは
過保護な親の場合、
自分がその親に合わせていることにまず気がつけません。

 

過保護って、
子どもからするととても愛情たっぷりに感じるんですよね。

 

その為、親の期待に応えようと、
無意識のうちに背伸びをして
親を喜ばすために自然に合わせてきている。

 

となると、
合わせていることを自分で気づくことは
なかなか難しくなります。

 

また、
過保護と過干渉が両方ある親の元では、
自分が合わせてるのか?
何をしたいのか?などが
もう分からない状態になることもよくあります。

 

そうなると、
人に合わせ過ぎてきて
何が自分なのかがもう分からないので、
人が恐くなるのも無理もないと思います。

 

カウンセリングのなかで、
小さい頃のお話をたくさんしてもらって
幼少期から親に合わせてきたことに
だんだん気がついていってもらいます。

 

それが解決していく上で
とても重要なプロセスになるのです。

 

そしてその背景には、
親に合わせてきた自分しか受け入れてもらえなかった
親への怒りや悲しみの気持ちを消化していくと、

最終的に
親に合わせることを止める。

 

というところにたどり着いて、
対人恐怖になるような人への過剰な怖さがなくなっていきます。

 

対人恐怖症の人の主な傾向とは?

 

対人恐怖症の人は、
「自分の価値=人が喜ぶかどうか」
 

になっているので、
人に合わせるのをやめて、
そこから抜け出すことが大きな目標に
なります。

 

自分の価値は、
人が決めることではなく、
自分が決めることです。

 

人が嫌がろうが、
期待に応えられなかろうが、
喜ばなかろうが、自分の価値は自分で決める。

 

これが、
とーっても大きな目標になるわけですね。

 

自分の価値は自分で決める。
これが頭で分かったところで
すぐそう心の底から思えたら誰も苦労はしませんよね。

 

今まで人に合わせてきたわけなので、
自分で自分のことが分からない人も多いわけです。

 

そのためには、
アイデンティティの確立も必要ですし、
人によっては愛着の問題にも直面する方もいらっしゃると思います。

 

対人恐怖症でお困りの方や、
人に合わせ過ぎて自分がよく分からない、
人に合わせるのをもうやめたい方など
お気軽にご相談ください。

 

カウンセリングで、
対人恐怖症から抜け出していくことができます。

 

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