心理カウンセラー前田めぐみ

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勉強の成果を上げる方法は、まず自分の特性を知ることから

ブログ

心の悩み

2018.09.16

今年初めて行われた第1回目の国家試験。
「公認心理師」を受験しました。

 

この試験を受ける為に、
この数か月間、自分なりに精一杯頑張って来ました。

 

家事と仕事と勉強を、
自分のできる範囲のなかでやりくりをして試験当日に臨みました。

 

大人(壮年期^_^;)になってからの勉強は、
脳が活性化している若い頃とは違いいろいろと苦労がありました。

 

やはり記憶力の持続が確実に低下していたこと。
一週間前に覚えた事柄を、ほとんど忘れていたことにびっくりです。

 

もうここまで記憶力がないことに、
自分でも笑ってしまうほど。

 

でも、
笑ってばかりもいられないので、
資格を取るためには勉強をしなければなりません。

 

 

そこで勉強をしていくわけですが、
その勉強の仕方のパターンが今回浮き彫りになりました。

 

 

取り組んではいるけれど、なんか効率が良くない。
最初から順番どおりにやっていく流れとか、
覚えるには何度も書いて書いて書きまくって覚えないと。
などなど。

 

その方法で成果が上がっていればいいのですが、
何度も書いて体力を使った割にはそれほど記憶されていなかったり。

 

最初から順番通りにやっていくことで、
のちのち時間がなくなってこれもあれもまだ手を付けられず
中途半端で当日を迎えてしまうなど。

 

どうもこの自分の勉強のパターンって、
学生時代からなんだかあまりよくないやり方だよな。
ということに気づきはじめてからは、
やりながら少しずつ方法を確かめながら取り組んでみました。

 

それを試してみたことで、
今回自分のなかで分かったことが3つありました。

 

その3つが分かる前段階で気づいたことは、
どんな勉強方法が自分に合っているかを知るためには、
やはり自分の特性をしっかり理解すること。

 

これがとっても重要だということが大きな気づきでした。

自分の特性が分かっておらず、
ただ世間的にこれが良い、この方法が良いと言われていることをしても、
成果につながりにくいことがとてもよく身に沁みて感じました。

 

その3つの特性とは…

 

その1.
「参考書などの本の細かい活字が頭に入りづらいこと」

 

参考書や教科書などの細かい字で書かれている本の内容を、
何度となく繰り返し読んで理解をしようとしていても、
なかなか頭に入らず、ただ字をなぞらえているだけの状態。
ということに気づきました。

 

そこで、
活字を読んで理解をすることが苦手だということに気づいた私は、
理解しづらい部分に関しては、なるべく読まずに理解する方法を考えました。

 

それは、
「耳から入れる方法です」

 

読んで理解するのが苦手なら、
耳から聴いて頭に入れる。
この方法を実践してみました。

 

すると少なくとも活字を読むより、
耳から入ってくる情報の方が読み取りやすいことが分かり、
理解するべき箇所の部分は
自ら音読をして録音をし、それを聴くという方法をとりました。

 

その2.
「書いて覚えるのはあまり成果が出ないこと」

 

学生の頃から、何度も書いて体で覚えるのが良い。
という方法を取り入れてやってきましたが、
どうも体力を使って書いた割には覚えが悪い。
ということに気づきました。

 

そこで考えた方法は、
書くという行為より、視覚から取り入れた方がより記憶の中に残る。
ということが分かりました。

 

書くという体力はあまり使わず、
ただ大事なことが書いてある箇所をじっと見て覚える。
目に焼き付ける感じですね^_^

 

これは意外にも頭の中に記憶として定着しました。
文字の残像が残るんですね。
私は視覚優位ということが分かりました。

 

その3.
「外(図書館やカフェ等)で勉強するのは無理なこと」

図書館やカフェ等で勉強している多くの人を見掛けるので、
気分転換も兼ねて、私も同じようにやってみました。

 

しかし、
隣りの人の会話が聞こえてきたり周りの人の動きが気になって、
勉強に集中ができないことに気づきました。

 

やっぱり私は、
シーンとした誰もいない自宅で勉強するのが、
一番集中できることが分かりました。

 

公認心理師の試験を受けるにあたって、
まじめに勉強に取り組んたおかげで
自分自身にこれだけの3つの得意不得意が分かり、
今後の勉強に活かしていくことができるので、本当に良かったです。

 

勉強の仕方って、
いかに自分に合った方法で取り組むかで、
成果が全然違ってきます。

 

勉強時間が多ければ多いほど良いわけでもありません。
どんな風にやっていくと自分の身になるか。
理解しやすいか。

 

ここを自分で見つけて実践していくことが重要で、
それを実体験から得ることができました。

 

こんな方法を、
どなたかの気づきや参考になれば幸いです。

 

合格しているといいな。

 

 

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横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ
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