心理カウンセラー前田めぐみ

  • Twitter
  • Facebook
娘の反抗期で分かったこと

ブログ

心の悩み

2015.01.24

横浜で心理カウンセリング
再決断療法セラピストの前田めぐみです。

反抗期って、
わけもなくイライラして
意味不明なことで八つ当たりされたり、

屁理屈ばっかり言って、
全然言うことを聞かなかったり、

大声で暴言吐いて、
もうどうしたものかと
本当にほとほと疲れ果てる時もあるのですが、

でもさすが中学生。

大人になりかけている為、
とても正しいことを言っている時も多々あるのです。

大人(両親)と自分の区別がしっかり出来て、
(つまり、親と自分の考え、感じ方は違うという区別)
ちゃんと冷静に見て分かっているんですね。

今さらっと書きましたが、
これ、とても大事なことなんです!!

なにが大事って、区別が出来ず
親に合わせてしまっている感覚に気付かぬまま
大人になってしまうと
(気持ち的に様々な点で)後が大変なんですね。

私自身がそうだったので、
身に沁みて感じます。

親に合わせていることに気付かずきた私は、
思春期に反抗することもなく過ごしました。

反抗期は、
親にしてみると腹立たしい事が多いですが、
自我が確立してきているということ。

娘を目の当たりにしてよく分かります。

要するにこれが、
アイデンティティの確立なんだなと感じています。

親をバカにしたり(親は完璧でないんだと気付く苛立ちとか)
友達との関わりを通して、
自分のアイデンティティを見出していくとか、

自分のことをしっかり認識していく過程が
この「反抗期」という形であらわれているんじゃないかなと
今リアルタイムでそう感じています。

私が間違っている時は
容赦なくガンガン言ってくるので、
ふと省みることもしばしば。

そんなことから、
反抗期を目の当たりにして思うのは、
子供と親の両方が共に成長する場で、
言いたい放題言い合って、反発し合う親と子がすり合わせて、
統合していく期間でもあるのかな?
なんて思ったりもしています。

心も身体も早いスピードで成長しているために、
気持ちが追っつかない時に
わけもなくイライラしたりするのもあるのかもしれませんね。

でもね、
今娘が反抗期真っ盛りで思うのが、
思いっきり反抗する相手が
一番好きな人なんだな。と。
それがとてもよく分かるのです^_^

つまりわが娘は、
私のことが大好きなのです♡

このページのトップへ