心理カウンセラー前田めぐみ

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25の禁止令決断を緩めて幸せになる方法③

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交流分析(再決断療法)

心の悩み

心理カウンセリング

2016.04.30

性格を変えて、
あなたらしい幸せな生き方を手に入れる心理カウンセリング

横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみです。

 

 

私たち人は主に幼い頃、
両親や周りの大人たちの、様々な関わり方や環境の影響を受けて、
愛される為にはどのようにしたらいいのか、
無意識的にも、意識的にもたくさんの方法を取り入れながら育ってきています。

 

 

では、
取り入れとはどんな事を言うのかと言うと、
例えば、
お母さんが不機嫌そうにしている時は、
おとなしくしていよう(おりこうさんにしていよう)という取り入れ、
これを心理では、そう決めているので“決断”と呼んでいます。

 

 

元々持っている気質的なものや、遺伝的なものによって、
その取り入れ方法は人によって様々です。

 

 

親が、兄弟全員に同じことを言ったとしても、
兄弟の性格がそれぞれ違うのは、
ひとりひとりその取り入れ方“決断”が違うことで、
性格が違うわけです。

 

 

つまり、
今現在の性格というのは、
今までに取り入れた無数の“決断”が集まったもの(集合体)が、
あなたの性格となっている。
というわけです。

 

 

幼い頃は生きていく上で、
その際、最善の“決断”をしています。
でも、大人になった今、
その“決断”があることで辛い気持ちになったり、
苦しくなったりと不都合な影響が出ているとしたら、
その“決断”を変えていく、もしくは緩めていくことで、
現在の辛さや苦しさは、しだいに解放されていくことでしょう。

 

 

上記の例で言えば、
おとなしくしていよう(おりこうさんにしていよう)と「いい子」を決断したため、
大人になった今でも、いい人(人に合わせてしまい疲れるなど)
そういった不都合なものとして、影響が出ているとしたら、
その「いい子」の決断を変えていけば、人に合わせすぎて疲れてしまう。
という辛さから解放されていけるというわけです。

 

 

そんな“決断”のテーマが現在、25の禁止令として、5つのカテゴリーに分類されています。

 

 

禁止令という言い方になっているのは、
禁止したメッセージを与えたという意味で、禁止令と呼ばれています。

 

 

そこで今日から、
あなたの人生にネガティブな影響を与える、
「25の禁止令について」
をひとつずつお伝えしていこうと思います。

 

 

ここで、
あなたが当てはまる禁止令決断があったとしても、
ショックを受けなくて大丈夫です。

 

 

むしろ、禁止令決断をなにも持っていない人はいません。
重要なのは、
その禁止令決断をそのまま持ち続けるか、
それとも、楽な生き方が出来るよう決断し直すのかは、
あなた自身が自由に選択出来るということです。

 

 

これからここでお伝えしていく禁止令は、
今後のあなたの人生を
より幸せなものにしていく為の指標にして頂けたら幸いです。

 

 

まずは「生存」に関するカテゴリーから。

「生存に関する禁止令」

「健康であるな」

この禁止令は、
“無意識で自分を病気(不健康)にする”

という決断です。

 

 

例えば、
・ストレスにさらされたり、大事な時に病気や怪我をする
・病気や怪我をした時の話を、嬉しそうに話す
・病気になること以外では、休めないと思っている
・不健康になると、周りから優しくされる感覚がある
・自分は病気とは無縁の存在だと過信している
・過剰に動き回って、疲れ果てたい感覚がある
・病気や怪我をする回数が多い

 

 

これらを決断したきっかけとなる言動や背景は、

・病気になった時に、愛情をもらえたり優しくしてくれた
・身体の調子が悪くなると休めた
・身内の中で身体の弱い人や、入退院を繰り返している人がいた
・体調が悪くなれば、嫌なことを回避できた  など。

 

 

まとめ

この決断から、建設的な人生へ再決断するには、

それは、
『自分を病気にしないこと』
つまり、
関心を示してもらう為に、自分を怪我や病気にしないようにすることです。
もちろん、無意識ですからね。

自分の身体を自分で労わり、周囲の人との慈しみの時間を持つようにしていくことが大切になります。

 

 

言葉でそうは言っても、
実際、実行するとなるとなかなか難しいと思います。

 

 

そんな時、
カウンセラーがいます。
必要な時は、お気軽にご相談ください。

 

 

«注»ここに書いた事例のすべてが、
この禁止令の存在を断定するものではありません。
あくまでも、可能性を示す代表的なものとして表記しています。

 

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