性格の成り立ちについて
私がしているカウンセリングでは、
自分の性格は、両親からの遺伝や生まれ持ったもので出来ている。
というよりかは、
生まれてから、
育っていく環境の中での様々な体験を通して、
自分が生き伸びていくために身に付けた数多くの取り入れ(決めごと)から成り立っている。
という考え方です。
もちろん元々のタイプや資質のようなものはありますが、
その資質が今後どんな風に伸びていくか(のちの性格)は、
その後の環境や、周りの大人たちの影響が大きいとされています。
たとえば、
「人に合わせてしまい自分はいつも我慢してしまう」
という人がいるとします。
でも、
そんなことを思いながら生まれてくる赤ちゃんはまずいないでしょう。
では、
なぜそんな風にしてしまうのでしょうか?
私たち人間は、生まれて育っていく環境の中で
「こういう時にはこうしよう」
「こんな時はそうするしかない」と、
無意識にも意識的にも、
生きていく為に自分で身に付けた思考・感情・行動のパターンがあります。
特に幼い頃は、自分一人では生きて行くことができないので、
嫌でも親の言うことを聞くしかなかったり、
その場は我慢して合わせる方法しかなかったんですね。
では、どんな風に取り入れるのか?
たとえば、
「両親はいつも忙しそうだから、自分が我慢すればいいんだ」
といつのまにか取り入れたのかもしれないし、
「両親に嫌われたくなくて、いい子にしていよう」
と無意識でそう決めたのかもしれません。
こうやって私たちは、
生まれてから現在までの間にたくさんの取り入れ(決めごと)をして、
現在の“性格”になっているわけです。
この取り入れは、
自分の身を守るために自分でした取り入れごとです。
「自分で取り入れたものなので、自分で自由に手放すことができるのです」
そうは言っても、
自分一人の力で手放すのにはなかなか難しいですし、限界があります。
頭で考えて、
「こうすればいいんだ!!」と分かってはいても、
なかなか思うように続けられないことってありませんか?
これには多くの場合、
そう考えて行動から変えようとするところにあります。
頭で考えてすぐ行動に移せたら、みんな苦労しませんよね。
それができないのには、
不快な感情に引っ張られたり、
自分では全く気が付いていない思い込みがあったり、
今までに取り入れてきた決めごとだったりが足かせになっているから。
だから、
いくら理屈で分かっていたとしても
なかなか思うようにできなかったり、限界が生じるわけです。
カウンセラーの役割について
自分ひとりで性格を変えるのはなかなか難しい為、
それをお手伝いするのがカウンセラーの役割です。
一緒に、
なりたい理想の自分を目指す為に、
クライアント様の気持ちにじっくり寄り添いながら幸せな人生に向けて進めていきます。
・人は変われます
・なりたい理想の自分になることができます
・こころからの幸せを感じることができるようになります
【内面から変わるカウンセリング】
インナーチェンジングセラピーは、それを可能にします。
どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。