放送大学での「人格適応論」の授業にて
先日、
放送大学にて、倉成宣佳先生の面接授業「人格適応論」に、
2日間にわたって人格タイプモデルのアシスタントとして参加して参りました。
「人格適応論」とは、
ポール・ウエアー、テイビー・ケーラー、バン・ジョインズ先生方によって、
交流分析の中で発達してきた学問です。
パーソナリティのタイプを6つに分類して、
それぞれの適応タイプに応じたアプローチをすることで、
日常のコミュニケーションや、親子関係、夫婦関係、
友達関係、職場内での上下関係などで、ストレス状態が軽減され、
より心地よいやりとりができるように活用することができるものです。
この理論を知ることで、
人と人の違いが分かり、今まで「なんであの人はこうなの?」
というなんで?の部分が理解できることで
ストレス軽減はもちろんのこと、
人の愛情や考え方に自然に寄り添うことができるようになる、
今すぐ使える画期的な理論と技術です。
その授業を2日間にわたり、
皆さまにより分かりやすく伝えられるよう
メンタルサポート研究所グループのカウンセラー6名で頑張って参りました。
それぞれのタイプの代表としてモデルとなったわけですが、
私も含めみんな、なにせその代表のタイプ以外にも他のタイプも持っているわけなので、
6名ともみんな、代表の生粋のタイプを振る舞うべく大変さもありました(^_^)
が、とても和やかに楽しく参加させて頂きました。
私はこの「人格適応論」を学び始めてはや6,7年が経とうとしておりますが、
学びを深めて本当に良かったと実感しております。
日常での人とのやり取りの中でも、
自分とタイプが違う相手だと、苦手だなぁと嫌悪感がいっぱいになったり、
どう接したらいいのか半信半疑だったのが、
この理論を知ることで、
コミュニケーションの入口はどうすれば良いのかが分かり、
ある程度、相手の発言や行動の予測ができるようになったのは、
私の中でとっても役立てていけており、画期的に感じています。
「人格適応論」の6つのタイプ特徴について
人は育っていく過程のなかで、
親に「愛されるために」あの手この手を使い
いろんな方法を自分で駆使しながら生き抜いてきています。
その「愛されるために」取った手段が、
その後の性格形成に大きな影響を与えていきます。
【6タイプの主な特徴です】
・ひとりの世界に引きこもり、想像力が豊か。 →想像型
・リーダー的存在で、行動力がありカリスマ的。 →行動型
・自分の生きる姿勢がだいじで、本物志向。 →信念型
・楽しいことが好きで、エネルギシュ。 →反応型
・完璧主義で、効果効率を求める。 →思考型
・柔らかい雰囲気で、感情表現が豊か。 →感情型
あなたはどのタイプに近いでしょうか?
どのタイプも少しずつ当てはまるものがある。
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
基本的に、どのタイプも全ての人が持ち合わせています。
ただ、環境や置かれている境遇によって
どのタイプがよく出るかが人によって違うという特徴です。
まさに、人はその環境に合わせて適応しているわけですね。
考え方や感じ方の違いはもちろんのこと、
人との接し方、話し方、姿勢、表情、
雰囲気、服装、靴、持ち物(カバンや財布や小物類)など、
タイプによっておもしろいほど、違いがあります。
それぞれどのタイプを
自分はよく使っているかを理解するところから始まり、
人との違いを知ることで、人との関わりがとてもスムーズになっていけます。
上記の写真:
真顔の人、おどけている人、笑顔の人、地味な服装、
目立つ格好、カラフルな服装、パステルカラーの服装等
見た目も雰囲気もタイプによって様々です。
このような貴重な体験ができたこと、
とてもありがたい思いです。
また次の機会がある際は、
より分かりやすくお伝えできるようにしたいと思っております。
この「人格適応論」を学びたい方は、
随時、勉強会を開催していますので、
お気軽に下記よりお問い合わせください。
事例を交えながら、
楽しく分かりやすく学んでいける内容になっています。