心理カウンセラー前田めぐみ

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タオルや毛布が大好きな時期はありませんでしたか?

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2018.10.17

「タオルや毛布はお母さんの存在!?」

 

ちっちゃい頃、
お気に入りのタオルをずっと持っていたり、
毛布の縁を噛んでボロボロになった記憶はありませんか?

 

 

もしくは、
お気に入りのぬいぐるみを
肌身離さずずっとだっこしていた等など。

 

 

この現象は、
どんなことをさすのかというと、
小さな頃私たちは、
自分とお母さんは一体化していて、
自分=お母さん。
という錯覚をしているらしいのです。

 

 

ですが、
だんだん成長していくに従って、
自分=お母さんではない。
ということに気づいていきます。

 

 

この時に、
お母さんとの分離(喪失)が生じて、
喪失体験を感じると言われています。

 

 

大人になった今となっては、
もうそんな悲しい喪失体験をしたことなど
すっかり記憶にもないかもしれませんが、

 

 

小さい頃の私たちは、
お母さんとの心理的・身体的分離という
そこはかとなく悲しい現実を
体験しているんですね。

 

 

そこには、
激しい絶望感や失望感が生じます。
深く悲しい喪失体験をするんですね。

 

 

その時、
小さな子にとってとても過酷な状況の為、
お母さんの代わりとして、
ぬいぐるみやタオルや毛布などの
お母さん的な暖かさを連想させるものに
執着して愛着を示すというわけです。

 

 

でもこれが、
とっても大事な作業なのです。

 

 

この、
辛くて悲しい喪失感を体験することで
お母さんと自分は違うんだ。
と切り離されて成長していくわけです。

 

 

この辛く悲しい過程を経験していくと、
失ったお母さんに対して
穏やかな感情が再び戻って、
立ち直って成長していく。
という道のりを辿るのだと言われています。

 

なんかこれって、
恋愛で失恋したときの状況に似ていますね。
大人になって失恋して、
悲しい経験をすることはあると思いますが、
私たちはこんなに小さい頃にもう、
一番大好きなお母さんと喪失体験をしているんですね。

 

 

この小さい頃の喪失体験をどんな風にしたかで、
その後の恋愛関係や失恋したときにいろいろ影響があります。

 

 

例えば、
ストーカーに発展してしまう場合も、
小さいときのお母さんとの喪失体験や
その後お母さんとの愛着の関係性が
とても影響を及ぼすと言われています。
深いですね。

 

 

人間関係や恋愛関係で困ったり、
うまくいかない場合は、
この小さい頃のお母さんとのやりとり
(愛着形成と言います)
を改善していくと、好きな人との関わりが良い方へ変化していきます。

 

 

小さい頃のお母さんとのやりとりなんて
もう今さら無理なんじゃないの?
と思うかもしれませんが、
カウンセリングで補っていくことができます。

 

 

その際、カウンセリングで、
愛着を育んでいくワーク体験を行っていきます

 

 

その愛着を育んでいくワーク
「愛着のカウンセリング」を重ねていくと、
グラグラと不安定だったこころの地盤は、
だんだん穏やかな安心と安定感で満たされていきます。

 

 

空虚感や淋しさでいっぱいのこころに、
暖かい愛情を満たしていく作業です。

 

 

こころの根っこがグラグラで不安定なのと、
安心と安定感で満たされたこころでは
対人関係ではもちろん、
特に恋愛関係や夫婦関係の間で支障が出やすく
雲泥の差となって現れます。

 

 

対人関係、恋愛関係、夫婦関係でうまくいかない。
幸せな結婚生活や幸せな人生を歩んでいきたい。

 

 

そう感じている方は、
「愛着のカウンセリング」をしていくと
こころが暖かさで満たされて、穏やかな人生へと変化を感じられていけます。

 

 

他にもなにか気になることや、
聞いてみたいことがある方は、
お気軽に直接
こちらまでご相談ください。

 

 

【内面から性格が変わるカウンセリング】
“性格を変えて、幸せな人生を目指していきませんか?”
横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ

 

 

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