「好きな人ができると嬉しくて、その人とうまくいったらいいなぁ。」

なんて思うのですが、

だんだん親しくなってきて、

2人だけで何回か会う機会も多くなり
なんとなく告白されそうな雰囲気になると、その人のことが嫌いになるんです。

そういえば学生の頃からそうでした。
「そこそこ気に入っている男子から告白をされたり、
私に好意を持っているということがわかると、たちまちその人のことが好きでなくなるんです。」

それでなんか毎回イライラするし、そんな自分のこともイヤだし、

もう私は誰とも恋愛なんかできないな。と思って、もうどうでもよくなります。」

という訴えでカウンセリングに来られました。

ご本人のお話では最初、もう私はずっとひとりでいいんです。
「だって好きな人を追っかけている方が楽しいし、
その人と成就しちゃったらもうドキドキがなくなってつまらないから。」
と仰っていました。

でも、ここに来ているということは…
と、お話を進めていくと、、

彼女は言いました。
「それはうまくいったらいいですよね。、
もしうお付き合いすることになっていったら、私は自分が“女の人”になっていくのが気持ち悪いんです」と。

そのまま聞いたら、
彼女は女性なのに、女の人になるってどういうこと？
と思うかもしれませんが、

彼女の心の中で起きていることは、
ちょっと付き合ってみようと頑張ってみたところ、
彼氏彼女の立場になると、女性でいる自分に気持ち悪さを感じて、もう付き合いを終わらせたくなるというのです。

それによって、男性とお付き合いするということを、
どうやら無意識のうちに避けていたようです。

今までも自分から好きになったくせに、
その人から好きと言われると無理です。

と言い続けてきたことは自分でもひどいなと思っているので、断らずにお付き合いできるようになりたいし、

なにより、女でいることがとても苦痛で気持ち悪いのでこれを解決したいです。
とのことでした。

今後、彼女のカウンセリングは、
女性でいたかった悲しみの感情をいっぱい吐き出していき、

気持ちが癒されていったところで、
女性の自分を自然に受け入れていけるところを目標に進めていく予定です。

これから一緒にひとつひとつ目標に向けて進めていきましょうね。

Mさま、
ご掲載にご協力ありがとうございました。

このカウンセリングでは、このような自分自身の困りごとや、変えていきたい性格などを取り組んでいきます。

日常のなかで不自由に感じていることや
よくあるような困りごとなどを、カウンセリングで解決していくことが可能です。