心理カウンセラー前田めぐみ

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ギャンブル依存に陥りやすい4つの心理的要因とは?

ギャンブル依存

スマホ依存

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依存

2019.04.15

それは、
●自己効力感 ●自分の存在価値 ●感情の処理能力 ●親密さ
 
 
これら4つの心理的要因が大きく影響を及ぼしているとされています。
 
 
日本では去年IR実施法案が可決され、
カジノを含む統合型リゾート施設の設立が認められましたね。
 
 
それによって、様々な問題が挙げられるなかのひとつに、
ギャンブル依存になる人が増えるのでは?という懸念が取り上げられています。
 
 
ですが、
今日本ではほとんどの人がスマートフォンを持ち、
そのスマホで簡単にしかも無料でゲームが始められる時代です。
 
 
実際スマホのゲーム市場は現在、1兆円規模にまで拡大しています。
 
 
この数字からも、いかに多くの人がスマホのゲームに
時間を費やしていることがわかります。
 
 
そしてスマホのゲームは、
パチンコなどのギャンブルに酷似しているといわれています。
 
 
ゲームを進めるためには課金が必要で、
終わりがないシステムのなかゲームへの刺激や興奮の楽しさの他に、
ネット上での相手との関わりや、認められる充足感も魅力になります。
 
 
最近では、多人数が同時に参加できるオンラインゲームによって、
より参加者とのつながりも強くなり、現実では得られないような賞賛を受けて
満足感を得ることができるんですね。
 
 
こういった仕組みによって、長時間ゲームから離れられなくなり
気づいたらゲーム依存になっていた。というケースが多いようです。
 
 
また、ゲームにはまり込んだときの
脳への刺激に対しても、理性や知性を司る前頭前野の機能低下やドーパミン受容体が減少するなど、ギャンブル依存と同様のダメージがあることがわかっています
 
 
ということは、
日本にカジノができたらギャンブル依存の人が増えるのでは?
という懸念の前に、もう既にいつでもパチンコのスロットが手の中にある状態。ということになるんですね。
 
 
アプリさえダウンロードすれば、
こんな身近に、小さなカジノが存在する時代に私たちは生きているわけです。
 
 
ギャンブル依存症もゲーム依存症も、
心理的要因の元は同じと言われています。
 
 
それは、
・自己効力感
・自分の存在価値
・感情の処理能力
・親密さ
 
 
これらの要因がどの依存症にも同じようにあると言われています。
 
 
「自己効力感」とは、
まずは努力ができること。と、
自分は努力すればできるんだ。という思いがあることを言います。
 
 
「自分の存在価値」とは、
自分は存在する価値がある。
ということを意識して思うことではなく、心の内面からそう感じられるということ。
 
 
「感情の処理能力」とは、
自分で感情のコントロールができること。
コントロールとは抑えることではなく、気持ちをうまく消化できることを指します。
 
 
「親密さとは、
対人ストレスがどれだけあるか?にかかわってきます。
表面上、人と親しく笑顔で接していても、
心の中での対人ストレスがどれほどなのか。という意味に当たります。
 
 
人と関わるときのストレス度が高いと、
ギャンブルやゲームにはまり込む依存度が高くなると言われています。
 
 
ギャンブル依存やゲーム依存の要因は、
・自己効力感 ・自分の存在価値 ・感情の処理能力 ・親密さ
これら4つの影響がとても大きいとされていますが、
これらのものを持ち合わせていないからといって、
自分はギャンブル依存症になるかも?と不安にならなくても大丈夫です。
 
 
これらひとつひとつは、カウンセリングで満たしていくことができます。
 
 
ギャンブル依存やゲーム依存などの
依存症でお困りの方、やめたくてもやめられず苦しい思いをしている方、
こちらまでお気軽にご相談ください。
 
 
 
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横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ
 
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