私たち人間は、
日常でたくさんの様々なストレスにさらされています。
そのストレスに少しでも強くなるためには
いったいどうしたらよいのか。
ストレスに強い人というのは、
自分の感情を感じるのが上手な人たちです。
ストレスに強い人たちは、
自分のどんな感情も素直に認めて受け入れ
いま感じている自分に目を向けることをしています。
この感情は見たくない、
感じたくない、
味わいたくない、
なかったことにしたい、
そもそも感情に触れたくない。
なんて思っているときって、
かなりキツイと思うんです。
なぜなら、
自分の感情を見ないように
必死であらがっているから。
もちろん
そうせざるを得ないほど辛いから
防衛して見ないようにすることもあると思います。
でももしそれがずーっと続いたとしたら
余計に苦しくなるだろうし、
抑えているからひどくイライラして
人に八つ当たりをしてみたり、
キレたりなんてことが起こり得るわけですね。
それに、
感情を見ないように抑えているので、
体になんらかの症状が出ることもあります。
じんましん、
かゆみ、
痛み(頭痛、腰痛、肩こりなど)
吐き気、
微熱、
咳など
これらの身体症状は、
特に怒りの感情を抑えているときに起こりやすいと言われています。
こんな今の状況下では、
微熱や咳が出たりすると心配になりますよね。
そんな時、
ちょっと試しに怒りが隠れていないか
自分の気持ちを確認してみると身体症状が和らぐかもしれません。
どんな怒りでもいいんです。
大きな怒りでなくても
日常の些細な文句レベルでOKです。
なにかしら怒りっぽい気持ちがあったら
その怒りを感じて
「なんだよ!」
「気に入らない!」
「むかつくわ~!」
って怒りを感じて声に出してみてください。
これが自分でできる上手なストレスケアです。
こんな風に
自分の感情に触れられる人は
ストレスに強い人になっていきます。
もちろん、
怒り以外にも、
悲しみや、
怖さなど
他の気持ちががありそうだったら
そんな自分の感情をそのまま感じてみてください。
このコロナ禍では多くの方々が
様々なストレスを抱えていると思います。
そんな中、少しでも心のケアをしながら心地よく健やかに過ごせますように…。