心理カウンセラー前田めぐみ

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怒りはポジティブな感情です

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2022.04.27

怒りに対して誤解してはいませんか?

 

 

怒りって、
あまりよろしくないものとして捉えられていたり、
怒りを感じている人に対しても、
良いイメージがないのかなと思います。

 

 

でもそもそも怒りって、
人間の本能として備わっている大切な感情です。

 

 

ということは、
生きていくうえで必要なものだから
怒りという感情が生まれつき備わっているんですよね。

 

 

まず先に、
怒りがどんな風に大切なものなのか?
怒ることでどんなことがおきて、
怒りを感じることでどんな良い影響があるかを
お伝えしたいと思います。

 

 

【怒りを感じるメリット】
・元気がでます
・やる気が湧きます
・倦怠感が減ります
・パワーの源となります
・頭痛や腰痛など痛みへの軽減効果
・うつ病の改善
・自己肯定感へのつながり
・過剰な恐怖心の減少
・気持ちがスッキリするなど

 

 

まだ他にもいろんな場面で
怒りを感じることによるいい影響はありますが、
これらについては特によく耳にするものです。

 

 

そこでまずはじめに、
多くの方が怒りの認識について誤解しているであろう?
ことをお話したいと思います。

 

 

怒りとは…
相手にぶつけることではありません。
相手に言わないと伝わらないし、
怒ったことにはならないとも違います。

 

 

もし自分の怒りを相手にぶつけたとしたら、
もうその時点で怒りではなく、これは攻撃になっています。

 

 

そのため怒りを相手に出した後、
言うんじゃなかったなとか
ちょっといい過ぎちゃったと後悔したりして、
関係性が悪くなることも多いんじゃないかなと思います。

 

 

そりゃそうですよね。
これは怒りではなく攻撃になっているから。

 

世の中的に“怒り”はよろしくないとされているのは、
この攻撃の方のことを言っているのだと思います。

 

だとしたらこれは怒りではないですし、
怒りに対して多くの方がこの部分に勘違いが生じているのだと思います。
たしかに攻撃はよろしくありませんからね。

 

 

本来、怒りというものは、
相手に出すのではなく、
自分自身で感じて消化するものです。

 

 

こころの中で怒りを感じたら、
そのままその怒りをふーっと吐き出すというものです。

 

 

吐き出し方についてはまた別の機会に
ブログで紹介したいと思います。

 

 

この怒りをよろしくないものとして我慢してしまうと
様々な症状が出たり、支障が起こったりします。

 

 

というのが先ほど上記に示したこととは
逆のことが起こったりします。

 

 

元気がなくなったり
身体が重くなったり
やる気が出なくなったり
原因不明の発熱が出たり
痛みやかゆみになったり
めまいを起こしたり
うつっぽくなったり
妙な怖さが上がってきたり
自信喪失や自責の念にさいなまれるなど
そういった症状が起こることがあります。

 

 

つまり、
怒りはとても大切な感情で、
我慢せず腹を立てていいのです。
改めて言いますが、相手に出すのは違いますからね。

 

 

生きていれば腹立つことっていろいろありますよね?
些細なことから大きなものまで、
腹立つこといろいろあると思うんです。

 

 

横入りされたとか、
人の話ちゃんと聞いてくれないとか、
職場で理不尽なことを言われたとか、
○○の人の態度が悪かったとか、
靴踏まれたとかなど…いろいろ。

 

 

えー、
そんなこといちいち怒ることじゃなくない?
と思いましたか?

 

 

いやいや、
靴踏まれたら痛いし、汚れるし、
腹立ちます。

 

 

そんなとき、
心の中で怒っていいし、
ひとりごとで「ムカつくわぁ」って腹立てていいんです。

 

 

そうすることで不思議なことに、
イヤな気分は早めにスッキリしていきます。
こころの仕組みとしてスッキリするようにできているから。

 

 

ってことは、
怒りはやはりポジティブな感情なんだなと実感します。

 

 

怒りと攻撃の違いを知って、
あなたが感じる怒りを大切に感じてみてください。

 

 

【性格が変わるカウンセリング】
“性格を変えて、幸せな人生を目指していきませんか?”
横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ

 

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