「自尊感情」について。
ネットなどで調べると、
「自己概念に対する、自己評価の感情」
「自分には価値があり、尊敬するに値する人間」などと書いてあります。
どうやら先進国の中で、
日本が一番「自尊感情」が低いというデータがあるようです。
この「自尊感情」を高める為には、どんなことが必要なのかというと、
愛されているという思いがどれだけあるか、
親からどれだけ大事にされているかを感じているか、
これがとても大切になるわけですね。
もし無条件の愛情が育まれていない中で、
たとえ、勉強やスポーツで功績を挙げられたとしても、
次に一回でも悪い成績を取ったら今までいくら良い成績をとっていても、一気に吹っとんでしまったり、
成功体験ももちろん大事だけれど、
それ以前に愛されているという思いがどれだけあるか、
親からどれだけ大事にされているかを感じているか、これがとっても重要なんですね。
私は親から愛されているという満たされている思い、なんかこの感覚ものすごく安定感を感じますね。
この感覚がいつも心の中にあったら、
ちょっとやそっとのことでは動じない軸がどっしりとした安定感、安心感を感じられそうですね。
では、
この「自尊感情」は、どのように高めていったらいいのか?
親がいくら関わっていると思っていても、
子供に、愛されている感が伝わっていなかったら
それは残念なことに、愛が伝わっていないわけで。
大事なのは、
親の関わりに対して、子供がどう受け取っているか。
子供にどう伝えるのが良いのか。
ここがとても大事なんですね。
鳥取県の小学校のPTAから広まったのがきっかけで
『10秒の愛』運動というのもあるみたいです。
10秒だけだっこするとか
10秒だけ優しい言葉を掛けるとか、
「あなたのこと愛してるよ」って気持ちを伝えたり。
ほんのわずかな時間だけでも子供と向き合って、親子関係を深めるひととき。
とても素敵なことだなと思います。
以上、「自尊感情」を高める方法をお伝えしました。