「泣いたら負けた気がするから泣きたくないんです!!」
「アイツなんかのために涙を流したくない!!悔しいから」
目の前でボロボロ涙が流れて悲しい気持ちでいっぱいなんだけれども、
「あんなヤツのために泣くなんてシャクです。だから絶対泣きたくないです」と。
もう十分泣いてるし悲しさ全開なんですが、そんなセリフを耳にしたりします。
私自身もこのセリフ言ったことあるので、そう言いたい気持ちよく分かります。
たとえば、
「夫のために涙を流すことがシャクに触るしムカつく」とか、
「泣くと、私が振り回されてる感じがして、それもまたムカつきます」と言って
泣くことを我慢したり、悲しい気持ちはなかったことにしようとします。
ムカつく相手のために、そんな時間を作りたくないんですよね。
それもよーく分かります。
でもね、そこでその悲しい気持ちを抑え込むとかえってツラさが長引くことが多いのです。
いつまでも嫌な気持ちが続いたり、イライラが全然収まらなかったり、
ものすごく相手に嫌悪感を感じるなど。
余計に気分の悪い状態になり兼ねなかったりします。
カウンセリングでは、気分が悪い状態に身を置かないようにするために、
今のあなたのそのままの悲しい気持ちを大事に感じられるように支援していきます。
ここで重要なのは、
本当は悲しいのに、
それを我慢して抑え込んだら自分の気持ちを無視したことになってしまいます。
それだと自分を大切にできていないことになるし、
大事な気持ちを無視してしまったらかわいそうです。
この自分の悲しい気持ちを、
こんなにもわかってくれる人は自分しかいないのです。
相手がどうであろうとも、どうかあなたの今の気持ちを大事に受けとめてほしいのです。
どうですか?
できそうですか?
もし、そうは言ってもなかなかできそうになかったり、
相手のことが気になって無理な人などは、いつでもご相談ください。
あなたがラクになれる方法を一緒に考えていきましょう^_^