それは、怒りの感情の抑圧です。
うつ病やうつ傾向でカウンセリングに来られるクライアントさんの多くは、
怒りをグッと抑圧しています。
自分でも全く気がついていないほど、
怒りをとても我慢して抑え込んでしまっています。
そもそも、怒りの感情を抑えるとどうなるかというと…
その怒りはブーメラン式に自分に向かってくるので、
自分を責めるようになるわけです。
自分を責めてばかりいたらだんだん元気もなくなってくるし、
パワーもなくなってきてしまいます。
パワーがなくなれば疲れやすくもなるし、不安感も増してきたりします。
そして怒りが自分に向いているので、罪悪感も強くなってきます。
そうすると自分のことが嫌いになったり、
死にたい気分にまで発展したりして、どんどん落ち込みが激しくなっていったりするわけです。
なので、うつ病で苦しんでいる人には、
怒りの感情を外に吐き出していく支援をしていきます。
怒りの感情を外に出せば、
(外に出すといっても人や相手に対して出すことではなく)
ただ、自分に向かってしまっている怒りの感情を
体の中から呼吸で外に放出するということをすると、
怒りが自分に向かなくなるので、だんだん元気になっていけるのです。
だから怒りの感情って本当に素晴らしいパワーの源なのです。
怒りって悪いものとして捉えられがちだけど、
人間のパワーの源なので、みなさんにも怒りの感情は普段から外に出していって欲しいなと思います。
怒りの感情を外に出していったら、
うつの症状がなくなったり、
うつ病でなくなったり、
ひどい落ち込みがなくなったり、
死にたい感覚がなくなったり、
自分を卑下する感じがなくなったり、
自分を責める感覚もなくなったり、
元気が出てくるので、やる気が出てきたりと
そんな風に変化していけます。
もちろんうつ病でない人にも効果的です!!
怒りって本当に重要なんです。
あなたの怒りの感情も普段からだいじにして外に出していってみてくださいね。
そうすると体の内側からパワーがみなぎって、
どんどん進んでやる気もあがるので、
ぜひ普段から意識して怒りの気持ちは外に出していきましょう。
出し方がわかりづらかったり、難しく感じたり、抵抗があったりする場合は、
いつでもご相談ください。お待ちしています。