頭が悪いから勉強ができないと本気で思っていました。
もちろん器質的な問題や遺伝や生まれながらの違いはあるとしても、
でも勉強ができないは、カウンセリングで解決することができたのです。
なぜなら、頭が悪いと思っているのは自分の思い込みだから。
・自分には能力がない。
・考えられない。
・考えることはめんどくさい。
・人より理解するのに時間が掛かる。
つまり私は頭が悪いからできないんだ。と真剣に思ってきました。
いくら周りから、そんなことないとか、いろんなこと考えてできてるとか、
大学も出ているのになんで?といろいろ言われても全く耳に入らないのです。
どうせお世辞でしょ、みんな私の理解力のなさなんか知らないくせに。
いいことばっかり言っちゃって。なんて卑屈になっていました。
難しいことを考えようとすると、
眠くなったり、頭がボーっしてきたり、真っ白になったり、他ごとを考え出したり等々。
だいたいいつもそんな状態になるので、私は難しいことは考えられない頭の悪い人なんだと、絶対にそれは事実だと思って今まで生きてきました。
でも、日常であまりにも考えられないのは困りものだったので、
この自分の頭悪い問題を、カウンセリングの練習の場(ロールプレイング)で題材にして受けてみました。
そうするとだいたい出てくるのは、私が小学2年生頃の算数の勉強している場面です。
母や兄が算数ができない私をバカにしているところです。
母「何回教えたらわかるの?本当に鈍い子だね!」
兄「おまえはバカだな。こんな問題もわかんないのか、頭悪いな」
こんなことが日常でよくあったことで、私は頭が悪くて鈍い人なんだ。と、
本気でそう思っていました。小学生の私は実際に算数が分からなかったので、私の頭が悪いから分からないんだ。と、
それは紛れもない事実だと思ったのです。
そんなことが何回か続いて、考えるような場面に出くわすとしだいに私は、
「はいはい、どうせ私は頭が悪いのでできませんよ」とイジケて、考えるのを止めていたのです。
ロールプレイングのカウンセリングの最中にハッ!っと気がつきました。
私は考えようとすると、
どうせ私は頭が悪いから無理。と思って考えることをストップしてきていたんだ!その瞬間自分でも目からうろこでした。
だから、考えようとすると眠くなったり、頭がボーっとしたり、他ごとを考えていたりしていたんだと。
それが分かった瞬間、涙がぽろぽろ流れ落ち、だんだん怒りが湧いてきて、
母と兄の言動に対して、そんな言い方せんでもいいやん!算数がわからんことだってあるじゃないか!と怒りを吐きだしていきました。
その後は、小学生の自分に、
「今まで無理と思って考えることを諦めてきたけれど、もう諦めなくていいよ」と、
声を掛けてあげることができました。
もしかすると私は頭が悪くないのかもしれない。
ただ考えることを諦めただけで、考えることを諦めずに自分のペースでゆっくり考えたら、考えられるようになるかもしれない。
そうしたら心底からそう思えてきて、なんだか考えることも楽しいかも。と思えるようになったのです。
ちょっとなんだかウキウキ感。
今まで考えることすらめんどくさくて、深く考えずにスルーしてきたけれど、
じっくり自分のペースで考えてみよう。と感じられています。
これから日常でやってみていこうと思っています。
この変化、とても嬉しいです。
カウンセリングでは、こんな風に解決していくことができます。
あなたが変わるきっかけになれたら幸いです。
【性格が変わるカウンセリング】
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横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ