「こんなときはこうしたらいいですよ」っていうアドバイスです。
そのアドバイスは、ときに傷つくことがあります。
たとえば職場での会話で、
Aさん「私、同僚の〇さんが苦手なんです」
Bさん「あ~、あの人はああいう人だから気にしなければいいよ」
Aさん「気にしなければいいのはわかってはいるけど…ちょっと〇さん怖くて…」
Bさん「気にし過ぎだって。ああいう人は世の中にいっぱいいるから」
だから…?
気にせずにいられない私が悪いの?
気にしてしまう私がダメなの?
ウジウジ考えてる私が人として未熟なの?
と、
余計に落ち込んで傷つくことがあります。
さらに追い打ちをかけて、
「〇さんぐらいで苦手っていってたら他の部署でやっていけないよ」
なんて言われたら、
困ってて相談したのにそんな風にできない私がダメなんだ…。
って余計に落ち込むことがあります。
アドバイスされたようにすんなりできたら、
そもそも苦労しないですからね。
そうか!気にしなければいいから気にしないようにしよう!
って頭で考えてすぐ行動できたら、人間、困りごとなどそうそうないと思います。
そんなの分かっているけど、できないから困るわけで、、、
多くの方がここでつまずくポイントになると思うのです。
何がポイントかというと、
この例で言えば、「怖い」という感情が引っ張るわけです。
いくら頭で気にしないようにすればいいんだ!と言い聞かせたとしても、
怖い!苦手!の気持ちが一瞬で作動するのでわかっていてもできないのは、そこに理由があります。
なので、、、
その引っ張る気持ちを消化(感じて)していけば、
そんなに〇さんが苦手ではなくなっていけるわけなのです。
怖さや苦手な気持ちに気がついて、受け止めて、消化(感じて)していけば
一生懸命言い聞かせて、気にしないようにすればいいんだ!と意識しなくても自然に気にならなくなっていきます。
気にしないようにしようって意識すればするほど、逆に気になってしまいますからね(^_^;)
じゃあ、その気持ちを感じていけばいい。とわかったところで、
思うように感じられたらいいのですが、
そうは言ってもなかなか思うように感じられない場合は、またそこからひとつずつクリアにしていけばいいわけです。
感情を感じるのが苦手なのか、慣れてないだけなのか、はたまた感情に目を向けるのが怖いのかなど。
こころのことは奥が深いです。
簡単にアドバイスですんなりいかないことが多いし、
さらに傷ついてしまうこともあるので、そんなときは心を専門に扱うカウンセラーを尋ねてみてください。
あなたの気持ちをだいじにしてくれる“こころのカウンセリング”で、
生きやすい理想の自分に変わっていくことができます。
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【性格が変わるカウンセリング】
“性格を変えて、幸せな人生を目指していきませんか?”
横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ