「心理カウンセリング力養成基礎講座」10講目
4月24日に初のオンライン授業を行いました。
2月3月と新型コロナで授業を延期にしていたので、
ようやく授業が再開できてホッとしています。
なにより受講生さんたちの元気な姿が見られて
本当に良かったです。
今回の授業は、
前回に引き続き「禁止令決断」の授業です。
【自己に関する禁止令】のカテゴリーです。
●禁止令決断とは…
・私たちが生きていく上で、
幼いながらに両親に認められたり、
好かれようとするために最善の方法で取り入れてきた大切な取り入れ(決断)のことを指します。
これは今の私たちの性格の基となっているものでもあります。
でもその決断(性格)を持っていると困ったり、
辛かったりしたときは、
いつでも手放して(性格を変えて)自由に生きていくことが可能になるインナーチェンジングセラピーがあります。
今回の禁止令は、
「おまえであるな」
「おまえの性であるな」
「離れるな」
「見えるな」
「するな(自分の人生を生きるな)」
の5つをお勉強しました。
受講生のみなさんも、
かなり自分自身に当てはまるものがあったようで、
これはすごくよくわかりますとか、これは馴染みがある禁止令です。
とそれぞれに共感されていました。
ひとつずつ見ていくと、
「おまえであるな」とは…
・おまえであってはいけないので、
自分らしくあってはいけなくて、
誰か他の子のようでなければならないというものです。
自分が持っている能力や、容姿、身体的特徴、
運動神経、知性、感性などの一部分を否定する禁止令になります。
「おまえの性であるな」とは…
・自分の性を否定している禁止令です。
男性だったら、男であってはいけない。
女性だったら、女性であっていけないという感覚です。
こちらはわりと見た目で分かりやすく、
男性なら中性的で、女性ならボーイッシュな雰囲気があります。
「離れるな」とは…
・特に親と離れることに不安や罪悪感を抱いたりするために、
離れることができないという禁止令です。
離れることは悪いことで、危険なことという感覚があります。
「見えるな」とは…
・周りから見えてしまうと危険なので、見えないようにしている禁止令です。
なるべく見えないようにすることにエネルギーを使っています。
なので常に平均的であろうとして、背景のようになるようバランスをとっています。
「するな(自分の人生を生きるな)」とは…
・行動を起こしてはいけない、
自分で決めてはいけないという禁止令です。
新しいことをするのにとても躊躇して、用心深く失敗しないように生きようとしています。
以上5つの自己に関する禁止令をお勉強していきました。
授業では、
これらの禁止令を取り入れた背景やきっかけなどを
ひとつひとつ詳しくお伝えしていきます。
そしてこれらの禁止令を手放して、
心地よい生き方をしていくためのカウンセリングの進め方なども
丁寧にお伝えしています。
※禁止令について詳しく知りたい方はこちらから。
次回の授業は5月22日(金)19:00~です。
おそらくzoomでのオンライン授業になると思います。
内容は【能力に関する禁止令】のカテゴリーを学んでいきます。
【性格が変わるカウンセリング】
“性格を変えて、幸せな人生を目指していきませんか?”
横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ