心理カウンセラー前田めぐみ

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自分の人生ってどんな風に作られるの?

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2020.07.18

あなたの人生は自分が無意識で書いたシナリオによって作られています

 

先月6月の「心理カウンセリング力養成基礎講座」では、

“人生のシナリオの成り立ち”の授業を行いました。

 

人生のシナリオとは交流分析では人生脚本のことを言います。

人生脚本とは…

私たちが生まれてから生涯を終えるまで、

自分はこんな風に生きていくんだと無意識に書き上げた

人生のシナリオのことを言います。

 

無意識なので、そんなシナリオを書いた覚えなどない。

と思うと思います。

 

ですが、私たちは幼少期の頃に、

自分はどんな人生を生きて、どういうパターンを繰り返しながら生きていくのか

という生き方のパターンみたいなものを既に決めていると言われています。

 

そんな早い時期に?!もう?

と、にわかに信じがたいことだとは思いますが、

逆に言えばそれだけ幼少期の時期というのは

その子の人生が決まっていくほどの影響を強く受ける時期なんですね。

 

 

人生を決めていく要素となるものとは?

 

影響を強く受けるというのは、

養育者の言動や態度、周りの環境の状況などが

その頃の子どもに大きな影響を与えていきます。

 

それが禁止令(親から与えられるメッセージ)であったり、

拮抗禁止令というものであったり、

また一日の時間の使い方をどんな風に使うかによって

自分の人生がどんな風に組み立てられて、どんなパターンを繰り返しているのか脚本の要素になっています。

 

※拮抗禁止令とは…

たとえば「自分はダメな人間だ」と強く思っているとしたら、

それをいつも感じているのは辛いから、それを隠すために

いろいろ条件をつけていきます。(~していればOKと)

それを心理用語でドライバーと呼んでいます。

 

そのドライバーというものは5つあって、

●完全であれ

●努力せよ

●強くあれ

●他人を喜ばせよ

●急げ

 

上の例で言うと「完全にしていれば、ダメな自分を見なくて済む」

つまり、完璧にしていれば私はダメじゃない。

 

といった具合に禁止令と拮抗禁止令を組み合わせて

自分の人生を組み立てていきます。

この組み合わせはどんな組み合わせもあります。

 

 

脚本を書き上げる材料が揃ったらあとはそのパターンを繰り返していく

 

だいたい16歳くらいまでに、

私たちは自分の脚本を書き上げていると言われています。

 

それ以降はその書き上げた脚本をもとに、

同じようなことを繰り返し繰り返し脚本に沿った人生を歩んでいきます。

 

たとえば、

なんか自分はいつも大事にされないなぁとか、

よく大変な目にあうよなぁとか、

人から裏切られることが多いなぁといった具合に

 

なんだかまたこのパターンかぁ、

やっぱりこうなるんだよなぁ。という感じに

同じようなことが起こるというのを繰り返していきます。

 

こういったあなたの人生脚本が、

それほど苦でなかったり、嫌なものでなければそのままでよいと思いますが、

もし自分が気に入っていないシナリオだとしたら、

それはこれからいくらでも変えていくことが可能です。

 

書き上げてしまった脚本だから

いまさら筋書きを変えることは無理なんじゃないかと思われるかもしれませんが、

自分で書いた脚本なので、変えたいと思えばいくらでも変えていくことが可能なのです。

 

それは、禁止令や拮抗禁止令を緩めていくことで、

考え方や感じ方が変わり、それに伴って行動が変わり

つまりは性格が変わって、生き方が変わるので人生が変化していくというしくみです。

 

あなたの人生、

諦めなければこれからいくらでも自分が生きたい人生になっていけるのです。

 

 

 

【性格が変わるカウンセリング】
“性格を変えて、幸せな人生を目指していきませんか?”
横浜市綱島の心理カウンセラー前田めぐみ

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